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事象(イベント)としての犯罪・非行に対する地域住民の社会的コントロール

研究課題

研究課題/領域番号 19730529
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育社会学
研究機関福岡女子短期大学

研究代表者

横山 卓  福岡女子短期大学, 文化コミュニケーション学科, 講師 (60369387)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
1,160千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 60千円)
2008年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード犯罪 / 非行 / 地域社会 / 社会的コントロール / 抵抗性 / 領域性 / 監視性 / 地域住民 / 子ども / 環境犯罪学 / オピニオンリーダー / 防犯 / 犯罪・非行 / 逸脱
研究概要

本研究の目的は、子どもの犯罪被害や非行の発生機会を減少させるために、今日、地域住民がどのような抵抗性(犯意ある行為者の力を押し返す)、領域性(犯意ある行為者に「ここから先は入れない」と知らしめる)、監視性(侵入してきた犯意ある行為者の行動を把握できる)を示しているかを明らかにすることにある。世代を分析軸として得た主要な知見を述べれば、以下のようである。(1)子どもの抵抗性を喚起する必要性はどの世代でも感じているが、それを実行に移しているのは高年世代である。(2)高年世代ほど地域組織防犯活動の効果を認めており、参加意欲をもっており、現に参加している。(3)地域で不審人物を見かけたり、叫び声を聞いたり、夜間子どもが一人でいるのを見かけたり、子どもが喫煙しているのを見かけたりしたときにアクションを起こすのは高年世代である。(4)こうした高年世代の傾向は、その地域生活構造のあり方(地域の人々とのコミュニケーション頻度の高さ、地域愛着度の高さ)や公的機関に対する認識(活動に対する認識度・信頼度の高さ)を反映していると推測される。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 その他

すべて 図書 (1件) 備考 (2件)

  • [図書] 子どもの安全と地域防犯活動(住田正樹・武内清・永聖二監修『子ども社会シリーズ・第4巻・子どもと地域社会』第III部・第9章、頁未定)2009

    • 著者名/発表者名
      横山卓
    • 出版者
      学文社
    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [備考] 横山卓『事象(イベント)としての犯罪・非行に対する地域住民の社会的コントロール』(課題番号19730529)平成19年度〜平成20年度科学研究費補助金若手研究(B)研究成果報告書、2009年3月、総頁数88頁、城島印刷株式会社

    • 関連する報告書
      2008 研究成果報告書
  • [備考] 『事象(イベント)としての犯罪・非行に対する地域住民の社会的コントロール』(課題番号19730529)平成19年度〜20年度・科学研究費補助金・若手研究(B)研究成果報告書(平成21年3月)を執筆・印刷した。

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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