研究課題
若手研究(B)
正規分布における未知母数の推定問題を考える.平均も分散も未知の場合,通常「分散が未知の下での平均の推定問題」あるいは「平均が未知の下での分散の推定問題」が別個に考えられてきた.しかし,両方未知であるのでどちらも同時に推定する方が自然である.損失関数としては,平均ベクトルに二乗損失,分散にエントロピー損失を仮定し,それらの適当な重み付き和を用いる.本科研費の成果として,平均と分散のそれぞれ最良不偏推定量を優越する縮小型ベイズ推定量を提案した.
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Journal of Multivariate Analysis (印刷中)
日本統計学会誌 37
ページ: 151-160
110006418655
http://home-csis.u-tokyo.ac.jp/~maruyama/