研究課題/領域番号 |
19740105
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
川口 俊宏 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究員 (60433695)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,950千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 理論天文学 / 宇宙物理 / X線天文学 / 光赤外線天文学 / 電波天文学 / ブラックホールの進化 |
研究概要 |
活動銀河核(AGN)は、10^8太陽質量程のブラックホール(BH)へのガス降着により、典型的銀河の100倍ものエネルギーを放射している。しかし、巨大BHの形成過程、及び銀河との共進化の起源は未だ謎である。そこで、急激に成長中の巨大BHを宿す事が最近明らかになった、誕生中のAGN"原始AGN"と巨大BHになる直前の中間質量BH候補天体である超高光度X線源に着目する。原始AGNは大量の極紫外線を放射する為、BH成長史のみならず銀河進化史においても注目を集め始めている。本研究では、原始AGNの電波観測から、共進化過程を明らかにする。また、超高光度X線源の放射スペクトルとその時間変動から、本当に中間質量BHが存在するのかどうか吟味を行う。巨大BHが成長する(質量を増加させる)元になっているのは、周辺からBHへ落ちてくるガスである。そのガス供給源である、トーラス(ドーナツ)状に中心BHを取り巻く天体の構造を理論モデルと観測の比較から解明した。
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