研究課題/領域番号 |
19740167
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
土屋 晴文 独立行政法人理化学研究所, 牧島宇宙放射線研究室, 基礎科学特別研究員 (70415230)
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研究協力者 |
榎戸 輝揚 東京大学東京大学, 大学院・理学系研究科・日本学術振興会, 特別研究員(DC1)
加藤 博 独立行政法人理化学研究所, 牧島宇宙放射線研究室, 先任技師
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 粒子加速 / 雷 / 雷雲 / ガンマ線 / 放射線観測 / 雷放電 / 衝突系プラズマ / γ線 / 雷活動 |
研究概要 |
近年、雷にともないガンマ線が観測されていた。これは雷や雷雲がもつ電場で電子が加速されていることを示唆する。そして、このガンマ線を測れば、宇宙でもなぞが多い電場加速を、宇宙を見るよりも圧倒的に安い費用で、かつ詳細に検証できるという新たな着想を得た。そこで、2006年から、世界でも稀な冬の雷が頻発する日本海沿岸や北アルプスの乗鞍岳で観測を行ってきた。その結果、雷雲から10 MeVに達するガンマ線を8例捉え、身近な雷雲が天然の粒子加速器であることを証明した。
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