研究課題/領域番号 |
19740200
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 (2008) 東京大学 (2007) |
研究代表者 |
藤山 茂樹 独立行政法人理化学研究所, 高木磁性研究室, 専任研究員 (00342634)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 有機導体 / 磁場誘起超伝導 / 磁性 / スピン液体 / 強相関電子系 / 量子現象 |
研究概要 |
近年、分子性導体は新たな強相関電子系研究の舞台として認識されている。特に、分子性導体において見いだされた磁場誘起超伝導は、伝導電子と局在スピンの間の反強磁性的交換相互作用の存在を強く示唆し、有機導体研究の新たな潮流となっている。本課題では、金属層と絶縁体層が交互積層した有機導体(Me-3,5-DIP)[Ni(dmit)_2]_2をとりあげ、局在的性格を持つπ電子と遍歴π電子の交換相互作用が極めて強いために、遍歴電子磁化率が低温で抑制されていることを発見した。
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