研究概要 |
金ナノ粒子に生じる磁気偏極現象のメカニズムを探るため,金ナノ粒子表面に極性分子を修飾して粒子表面と修飾分子との界面に生じる電気二重層を制御することで,有機分子修飾金ナノ粒子の磁気的性質の変化を調べた。紫外光電子分光による金の仕事関数測定の結果,極性分子による真空準位のシフトと磁気偏極との相関が得られた。この結果から粒子表面の電場が磁性発現に重要な役割を果たしていることが示唆される。 金ナノ粒子に生じる磁気偏極現象のメカニズムを探るため,金ナノ粒子表面に極性分子を修飾して粒子表面と修飾分子との界面に生じる電気二重層を制御することで,有機分子修飾金ナノ粒子の磁気的性質の変化を調べた。紫外光電子分光による金の仕事関数測定の結果,極性分子による真空準位のシフトと磁気偏極との相関が得られた。この結果から粒子表面の電場が磁性発現に重要な役割を果たしていることが示唆される。
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