研究課題/領域番号 |
19740206
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
出口 和彦 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教 (40397584)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,570千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
|
キーワード | 強相関電子系 / 超伝導 / 磁性 / 重い電子系 / 磁性と超伝導の共存・競合 |
研究概要 |
強磁性超伝導体UCoGeについて、「どのように強磁性の内部磁場と超伝導のマイスナー効果を両立させているのか」を明らかにするため超伝導状態における低温磁化測定によりマイスナー状態や渦糸状態でどのように強磁性が観測されるのか調べた。今回、小型化した高周波発振器を組み込んだ共振回路を用いてインダクタンスを精密測定することにより交流磁化率・磁場侵入長測定を行う装置を作成することに成功した。それに加え極低温のDC磁化測定・比熱測定を行うことにより、UCoGeは超伝導転移温度Tsc以下以下で強磁性と超伝導の両方が存在していることが実験的に明らかになった。
|