研究課題/領域番号 |
19740212
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
真木 一 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (10359945)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,650千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 強相関電子系 / 物性実験 / 誘電体物性 / 自己組織化 |
研究概要 |
遷移金属酸化物の絶縁体-金属転移は、新奇な物性を生み出す舞台としてそのメカニズムが注目される。本研究では、複素誘電率を用いてビスマス系酸化物の電気伝導性が発達する様子に知見を求めた。その結果、酸化物とコバルト酸化物の双方において、2次元面の電荷キャリアが、面間方向には誘電分極をもたらすことを明らかにした。この現象は異方的で段階的な伝導度の発達を意味している。一方で、層間の酸素などが伝導性や誘電性に影響をもたらすという事実も確認した。
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