研究課題/領域番号 |
19740329
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
片山 郁夫 広島大学, 大学院・理学研究科, 助教 (10448235)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 地殻 / マントル / 核 / ザクロ石 / レオロジー / 沈み込み帯 / 蛇紋石 / 変形実験 / 海洋地殻 / マントルダイナミクス |
研究概要 |
沈み込んだ海洋地殻物質を構成するザクロ石のレオロジー的性質(流動特性)を高温高を変形実験により調べた結果、ザクロ石の塑性強度は含水量に強く依存することが分かり、低含水量ではザクロ石はオリビンより強度が高いが、高含水量ではオリビンより強度が低く流動しやすいことが分かった。このことは、水に富んだ環境では海洋地殻物質は低い粘性率を持つため周りのマントル物質と混合しやすいが、枯渇した条件では粘性率が高くマントル内部で孤立した化学不均質として存在している可能性が高い。
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