研究課題
若手研究(B)
生体高分子など複雑な分子の遅いダイナミクスを解明するための手段として、複雑分子の構造変化の鋭敏なプローブとなる蛍光寿命に着目し、その揺らぎを単一分子レベルで測定する蛍光寿命相関分光法を開発した。これを応用して、複数の分子種を含む試料の不均一性を、蛍光寿命を鍵として検知することができた。この方法は今後、複雑分子の構造の多様性や揺らぎの時間スケールの観測の新しい手段になると期待される。
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The Journal of Physical Chemistry A 112
ページ: 2219-2227
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