研究課題/領域番号 |
19750108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
水雲 智信 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 助教授 (90436676)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,490千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 電気・磁気的性質 / イオン液体 / 酸化還元分子 / 電気化学 / メディエーター / キノイド / 固体電解質 / プロトン伝導 / ポリエーテル / キノン誘導体 / 二酸化炭素 / イオン伝導性マトリックス / プロトン伝導材料 |
研究概要 |
難揮発性、高イオン伝導性を有するイオン液体を電気化学メディエーターの反応場として利用した。モデルの酸化還元分子としてキノン誘導体に注目し、イオン液体への溶解度と電気化学的酸化還元反応を検討した。その結果、短鎖アルキル基を持つベンゾキノン類が室温でイオン液体に容易に溶解し、安定に二段の酸化還元応答を示すことを見出した。種々の検討から、イオン液体の構成アニオン種によって溶解度に大きな差が出ることも明らかにした。さらに、オリゴエチレンオキシド鎖や、荷電部位を各種キノン類に導入した。これらのキノンはイオン液体に対して任意の割合で相溶した。非常に高い溶解度が得られたのは、イオン/双極子(エーテル酸素)相互作用、あるいはイオン/イオン相互作用がイオン液体と置換基の間で働いたためと考えられる。ポリエーテル付加キノンはバルクで液体として得られた。以上の成果は、イオン液体中での電気化学を進展させるために極めて重要である。
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