研究課題/領域番号 |
19750111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
山中 正道 静岡大学, 理学部, 准教授 (10377715)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,710千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 有機合成 / 超分子 / カプセル / 自己集合 / 水素結合 / 配位結合 / キャビタンド / 包接 / NMR |
研究概要 |
多官能基化されたC_<2v>対称なキャビタンド分子を既知のテトラブロモキャビタンドより六工程で合成した。合成したキャビタンドとPt(dppp)(OTf)_2の重クロロホルムもしくは重塩化メチレン中での1:1混合物は、水素結合と金属-配位子の配位結合により形成されるハイブリッド型超分子カプセルへと自己集合した。形成したカプセルの内部空孔は、トリフラートイオンと貫入したウレイド基のアルキル鎖により満たされていた。4,4'-ジヨードビフェニルなどの中性ゲスト分子の包接は、アニオンの添加により進行することをNMRの測定により確認した。また、ゲスト分子の交換速度は、アニオンまたは極性溶媒の添加により制御可能であることを見出した。
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