研究課題/領域番号 |
19750188
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 茨城工業高等専門学校 |
研究代表者 |
宮下 美晴 茨城工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (00293259)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,950千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | キチン / キトサン / ポリ乳酸 / ラクチド / グラフト共重合 / 乳酸 |
研究概要 |
天然多糖キチン・キトサンの物性を改変し、より使いやすい環境調和型高分子材料を創製することを意図して、キチン・キトサンおよびその誘導体を幹鎖、生分解性高分子であるポリ乳酸を枝鎖とするグラフト共重合体の合成を試みた。キチンまたはキトサンへのラクチドの開環グラフト共重合により、グラフト化物を得ることはできたが、枝鎖として導入されたラクチル基はわずかであり、顕著な物性改変はもたらされなかった。一方、キトサンを一旦フタロイル化したフタロイルキトサンを幹鎖とすると、比較的多数のラクチル基が枝鎖として導入され、これに伴い溶解性や熱物性等が変化することが明らかとなった。
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