研究課題/領域番号 |
19760004
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
本多 善太郎 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (30332563)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,410千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 有機無機複合物質 / ラングミュア・ブロジェット法 / 層状ペロブスカイト / 低次元物質 / 量子磁性 / ラングミュア・プロジェット法 / 低次元構造 / 磁性 |
研究概要 |
有機層状ペロブスカイトは、有機層(障壁層)と無機層(井戸層)が交互に積層した結晶構造を有する天然の量子井戸物質である。そのため、高高率な発光材料としてEL 表示デバイス等への応用が期待されている。本研究ではラングミュア・ブロジェット(LB)膜と有機無機層状ペロブスカイトの結晶構造の類似性に着目して、基板上に累積した有機LB 膜に無機層をインターカレートすることにより有機無機層状ペロブスカイト膜を得る方法の確立を目的とした。 研究期間中、アルキルアミンLB 膜へのハロゲン化鉛のインターカレーション及び気相中における塩化物イオン及び硫化物イオンのインターカレーションの検討を行った。研究の結果、ハロゲン化鉛系有機無機層状ペロブスカイト膜及び硫化鉛ナノシートの新しい成膜技術の確立に成功した。本方法はLB 法を用いるため、分子レヴェルでの膜厚制御が可能であることが特徴である。
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