研究課題
若手研究(B)
イオンビームを用いた蓄光体の残光寿命の改善に関する研究を行った。基礎特性を調べるために入射イオン種およびエネルギーを変化させ発光スペクトルを測定した結果、発光スペクトルの形状が入射イオン種およびそのエネルギーによって異なることから、発光を用いたイオン種・エネルギー弁別の可能性があるということを見出すことができた。ここで照射損傷による発光量の減少を測定したところ、重イオンになるにつれ減少量が大きく、プロトンが残光寿命改善に適していると分かった。プロトンを用いた残光寿命改善を試みた結果、6.8×10^<20>/m^2を照射した蓄光体が最も残光寿命が長いということが確認できた。
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Journal of Nuclear Materials, Volumes 386-388
ページ: 1027-1029
Nuclear Science Symposium Conference Record
ページ: 1427-1430
Journal of Nuclear Materials 386-388
ページ: 1177-1180