研究課題
若手研究(B)
TiN被覆鋼の高機能化手法としての成膜後基板焼入れ処理の有効性や実用性を示すことを目的として,TiN被覆鋼の摩擦摩耗特性と転がり疲労強度に及ぼす成膜後基板焼入れ処理の影響を調べた.その結果,成膜後基板焼入れ処理により,TiN薄膜の耐摩耗性が大幅に改善されること,比較的低い応力レベルにおいて成膜後基板焼入れ処理による転がり疲労寿命の改善効果が得られる可能性のあることなどが明らかとなり,本処理の摺動部品や軸受への実用化の可能性が示された.
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件) 産業財産権 (1件)
Journal of Solid Mechanics and Materials Engineering 2
ページ: 999-1009