研究課題
若手研究(B)
本研究では,弾性流体潤滑状態において,潤滑油にアルコールを使用した際に出現する特異油膜形状に代表されるような高圧・高せん断場でのレオロジー特性を明らかにすることを目的に,油膜厚さと温度の計測を行った.その結果,アルコールの鎖長によって特異油膜形状が異なることがわかった.また,温度測定の結果,接触面の温度は極めて小さいことがわかり,このことから潤滑膜は接触域で圧力の影響のため固化を起こし,特異油膜形状の発生に寄与していることを実験的に裏付けることができた.
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