きさげ作業における熟練技能のデジタル化と知的自動化

• 研究課題/領域番号: 19760105
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 設計工学・機械機能要素・トライボロジー
• 研究機関: 東京工業高等専門学校
• 研究代表者: 堤 博貴 東京工業高等専門学, 機械工学科, 助教 (30300544)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,760千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 360千円); 2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
• キーワード: 知能機械学 / 機械システム / きさげ作業 / 自動化 / 熟練作業 / 案内面 / 熟練技能 / 面像処理

研究概要

画像処理により熟練作業者の工具の動作を解析し,機械加工に適した加工動作のデジタル化を試みた.その情報を応用した自動きさげ作業システムをにより,工作用定盤面仕上げを試みた.また,仕上げ面のしゅう動性能を調べたところ,摩擦係数においては熟練作業者のものと同様な傾向を示した.以上より,すり合わせを必要としない定盤面仕上げにおいて本加工機は実用的であると考えられる.

研究成果

• [学会発表] 工作用定盤面仕上げのための自動きさげ加工機の開発(第2報)-熟練作業者の加工の調査と解析- (2009)
  • 著者名/発表者名: 鮎沢秀夫、岩沢一成、堤博貴、福田勝己、久曽神煌
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集
• [学会発表] きさげ仕上げされたすべり案内面のトライボロジー特性評価(第3報)-浮き上がり測定法の改良- (2009)
  • 著者名/発表者名: 斎藤大樹、弥永大作、堤博貴、福田勝己、久曽神煌
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集
• [学会発表] きさげ仕上げされたすべり案内面のトライボロジー特性評価(第3報)-浮き上がり測定法の改良- (2008)
  • 著者名/発表者名: 斎藤大樹
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部
  • 発表場所: 茨城大学
  • 年月日: 2008-03-26
• [学会発表] 工作用定盤面仕上げのための自動きさげ加工機の開発(第2報)-熟練作業者の加工の調査と解析- (2008)
  • 著者名/発表者名: 鮎沢秀夫
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部
  • 発表場所: 茨城大学
  • 年月日: 2008-03-07
• [学会発表] きさげ仕上げされたすべり案内面トライボロジー特性評価(第2報)-面形状と摩擦特性の関係について- (2008)
  • 著者名/発表者名: 関水巧実、原田徹、堤博貴、福田勝己、久曽神煌
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集
• [学会発表] 工作用定盤面仕上げのための自動きさげ加工機の開発 (2008)
  • 著者名/発表者名: 谷合章吾、岸野智、堤博貴、福田勝己、久曽神煌
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部総会講演会講演論文集
• [学会発表] きさげ仕上げされたすべり案内面のトライボロジー特性評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 堤 博貴, 福田勝己、久曽神煌
  • 学会等名: 日本機械学会沖縄講演会講演論文集
  • 発表場所: 琉球大学
• [学会発表] 工作用定盤面仕上げのための自動きさげ加工機の開発 (2008)
  • 著者名/発表者名: 堤 博貴, ほか
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部第14期総会講演会講演論文集
  • 発表場所: 東京海洋大学
• [学会発表] きさげ仕上げされたすべり案内面のトライボロジー特性評価(第2報)-面形状と摩擦特性の関係について- (2008)
  • 著者名/発表者名: 堤 博貴, ほか
  • 学会等名: 日本機械学会関東支部第14期総会講演会講演論文集
  • 発表場所: 東京海洋大学