ターボ機械におけるマルチスケール流れの統合数値解法に関する研究

• 研究課題/領域番号: 19760107
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 流体工学
• 研究機関: 九州大学 (2009); 岩手大学 (2007-2008)
• 研究代表者: 山田 和豊 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教 (00344622)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 2,520千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 420千円); 2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2007年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
• キーワード: ターボ機械 / マルチスケール / 数値流体力学 / 流体工学

研究概要

一般にターボ機械内の乱流解析に用いられるLES(Large Eddy Simulation)では,微細な乱流の渦粒子が発生する壁面近傍で結果の信頼性に欠ける.ターボ機械内の大小様々な渦を高精度に予測するためには,スケールに応じた計算手法で解析を行うマルチスケール解析が有効であるといえる.そこで,本研究では格子ボルツマン法を利用して,マルチスケール解析を実現する計算手法の構築を試みた.

研究成果

• [学会発表] 有限体積格子ボルツマン法を用いた流れのLES解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高見健司, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 2009年ターボ機械・航空宇宙の空力伝熱セミナー
  • 発表場所: 三菱重工伊豆高原クラブ・静岡県伊東市
  • 年月日: 2009-09-29
• [学会発表] 格子ボルツマン法を用いた混相流解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 遠藤広唯, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 2009年ターボ機械・航空宇宙の空力伝熱セミナー
  • 発表場所: 三菱重工伊豆高原クラブ・静岡県伊東市
  • 年月日: 2009-09-28
• [学会発表] 有限体積格子ボルツマン法による円柱まわりの流れのLES解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 高見健司, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 日本機械学会東北支部第44期総会・講演会
  • 発表場所: 仙台市
  • 年月日: 2009-03-13
• [学会発表] マルチスケール格子ボルツマン法による高負荷低圧タービン翼周りの流れ解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 山田和豊, 船崎健一, 藤沼沙知
  • 学会等名: 第22回数値流体力学シンポジウム
  • 発表場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター・東京
  • 年月日: 2008-12-18
• [学会発表] マルチスケール格子ボルツマン法を用いた高レイノルズ数流れの数値解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 藤沼沙知, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 日本機械学会2008年度年次大会
  • 発表場所: 横浜市
  • 年月日: 2008-08-06
• [学会発表] マルチスケール格子ボルツマン法による高レイノルズ数流れ場の数値解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 藤沼沙知, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 日本航空宇宙学会北部支部2008年講演会
  • 発表場所: 北海道大学
  • 年月日: 2008-03-10
• [学会発表] 主流乱れを伴う低圧タービン翼周りのLES解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 千葉康弘, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 日本航空宇宙学会北部支部2008年講演会
  • 発表場所: 札幌市
  • 年月日: 2008-03-10
• [学会発表] 格子ボルツマン法による高レイノルズ数流れの乱流解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高見健司, 船崎健一, 山田和豊
  • 学会等名: 日本機械学会東北支部第38回学生員卒業研究発表講演会
  • 発表場所: 八戸市
  • 年月日: 2008-03-07