研究課題
若手研究(B)
本研究は,慣性質量のみ用いて振動低減効果をより高めることを目的として可変慣性質量型の制振装置を開発しようとするものである.主な成果は,(1)慣性接続質量による反共振振動数を調整させることで振動遮断または低減できる,(2)制振装置にハーフトロイダル型増減速器を用いた可変慣性質量機構を適用し,慣性質量のみを連続的かつ任意に制御できる,(3)周波数応答および地震応答の結果,広周波数領域における本装置の振動抑制効果が理論と実験によって実証されたことである.
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すべて 学会発表 (2件)