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共振器ポラリトンによる量子ドット系の振動子強度制御とプローブ

研究課題

研究課題/領域番号 19760242
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 電子デバイス・電子機器
研究機関宇部工業高等専門学校

研究代表者

高木 英俊  宇部工業高等専門学校, 電気工学科, 准教授 (50413836)

研究期間 (年度) 2007 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,060千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード量子ドット / 共振器ポラリトン / 振動子強度制御
研究概要

応用物理学会中四国支部会に出席すると共に、先端物質科学研究質量子光学物性研究室を訪問し、発光素子・共振器およびTHz光、局在プラズモン等に関する最新の情報を収集した。
THz光の発生に際するフェムト秒パルス波と半導体との相互作用では、物質中の電子の極短時間の状態変化が重要となると考えられ、その振る舞いの解析は光情報処理を高周波数で実現するために重要な役割を果たすと考えられ、その成果の高速動作や情報通信への応用が期待される。
また、局在プラズモン共鳴を用いた光波に対する八木宇田アンテナの実現は、その指向性を利用することで光波を共振器へ効率的に導入する際に役立つと考えられる。更に、近接場光の発生を利用して微細構造との強共鳴状態を実現することで、特定の量子ドットとの相互作用を選別的に実現したり、その相互作用の強度を制御するなどの手段に応用することが期待できる。
局在プラズモン共鳴を介した電磁波と微細構造中の電子の相互作用は強い非線形的増強特性を示すため、量子ドット系の集団的性質を引き出すのに有利であると考えられる。このため、共振器構造に金属ナノパターンを埋め込んだ構造の提案、およびプラズモンとポラリトンの共通性質などの理論的解析が期待される。
量子ドット系の振動子強度の制御の実現には至らなかったが、今後量子ドット系における粒子の集団的性質を引き出すのに有利な構造に対する、一定の知見を得ることができた。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009 2007 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 導波路結合型三重量子ディスク構造における光制御2007

    • 著者名/発表者名
      山口雅史
    • 雑誌名

      信学技報 ED2007-40

      ページ: 51-56

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 半導体光導波路による微細構造の電子状態の検出に関する研究2009

    • 著者名/発表者名
      川畑将志
    • 学会等名
      中国四国地区高等専門学校専攻科生研究交流会
    • 発表場所
      広島県呉市
    • 年月日
      2009-04-24
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [備考] 廃止 平成21年12月7日付21文科振第179号

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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