研究課題/領域番号 |
19760300
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
出雲 健司 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教 (10312381)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,480千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 木由来バイオポリウレタン樹脂 / 木粉 / 木粉の液化 / 杉 / 白樺 / 長さ変化 / 線膨張係数 / 液化木粉樹脂 / ポリウレタン樹脂 |
研究概要 |
木粉を溶媒と酸触媒を使って液化することにより、ポリオールを製造し、それにイソシアネートを混ぜることにより液化木粉樹脂を製造する。樹脂の使用用途としては木質系のポーラスコンクリートやレジンコンクリートの結合材などを想定している。液化木粉樹脂自体の研究は国内外で行われているが、土木材料としての適用例はあまり見られず、構造設計などで問題となる長さ変化に関する研究はほとんどない。本研究では、針葉樹である杉と広葉樹である白樺を使って、樹脂の製造に関する研究から始め、出来上がった樹脂の長さ変化を測定することを目的とした。その結果、杉と白樺では液化に要する時間が異なること、線膨張係数が異なること、杉由来樹脂は白樺由来樹脂に比べて、加湿状態における膨張が小さく、除湿状態における収縮が大きかったなど、原料によって性状が異なることが判明した。
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