研究課題/領域番号 |
19760326
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
上西 幸司 神戸大学, 自然科学系先端融合研究環都市安全研究センター, 准教授 (60311776)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,710千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 不連続面のすべり / 地震のモデル / 斜面崩壊 / トンネル崩落 / 界面不安定現象 / 変分法 / 非線形すべり弱化則 / 異種材料間不連続面 |
研究概要 |
本研究では、不連続面破壊の力学に関する理論研究を進め、異種材料間に位置する不連続面の動的破壊伝播などについて考察を行った。物理特性が極端に異なる材料間に存在する不連続面の破壊の形態を、破壊速度に着目して追跡したほか、破壊により発生した波動の伝播が周囲の環境、地盤や構造物に与える影響を定量的に評価した。具体例として、1978年宮城県沖地震の際に仙台市の住宅地で見られた斜面の動的被害などを取り上げた。考察の結果として、そのような被害が、地震波の普遍的な性質に加え、日本の東北地域における地震学(テクトニクス)的な特徴も重なったために誘起された可能性があることを指摘した。
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