研究課題/領域番号 |
19760445
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
横手 義洋 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (10345100)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,560千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 折衷主義 |
研究概要 |
19世紀において、記念的な建築の外観に鉄が露出することは一種のタブーであった。鋳鉄で装飾的な円柱を製造する場合も、プロポーションは依然として石造のままであり、また、多くの場合、一見鉄材とはわからないような塗装が施されていた。その一方で、鉄でしかなしえないほっそりとした軽快な構造は、中庭の覆い屋根として表現されることになる。積極的な鉄の表現は、限られた者にしか目にすることはない内部空間からはじまるのである。
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