研究課題
若手研究(B)
ヨウ素が有機物の高分子化を促進させる効果(不融化)に着目し,それをセルロース系原料の炭素化に適用することによって,バイオマス資源から高度に高次構造制御した機能性炭素材料の調製を試みた。その結果,デンプンやナタデココ等の原料から,高炭素化収率で炭素フィルムや炭素ナノファイバーが調製可能となった。また,ヨウ素処理によって付加的な賦活処理を施すことなく,セルロース系原料からミクロ孔表面積が700m^2/g程度の多孔体(活性炭)が合成できた。
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Thermochimica Acta 498
ページ: 33-38
http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ABA/No3/sub2.htm