研究課題
若手研究(B)
一般に,溶接継手の静的な性能は「継手の引張強度」を「母材の引張強さ」で割った「継手効率」で評価されている.継手効率=100%を保証しつつ,より小さい接合部面積を実現できる溶接接合条件を提案し,その有効性を示すことを研究目的とした.実験と数値解析により検討したところ,板厚の3倍の振れ幅で円弧状に溶接することにより,小さな接合部面積で高強度を有する溶接重ね継手を作成できることを明らかにした.
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