研究課題/領域番号 |
19760533
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
|
研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
佐藤 剛史 宇都宮大学, 工学研究科, 助教 (60375524)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,150千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
|
キーワード | 脱水反応 / フェノール / 高温高圧水 / アルコール / 分子触媒 |
研究概要 |
有機物を触媒とする環境調和型脱水反応プロセスの構築を目的とし、高温高圧水中にフェノールを共存させた系での脱水反応を行った。まず、流通式反応装置を作成し、360 ℃から440 ℃の高温高圧水中、フェノール存在下にてアルコール脱水反応を行った。その結果、2-プロパノールからプロペンが生成する脱水反応が、フェノール共存下にて秒オーダーにて進行することがわかった。また、種々の条件での実験を通じ、脱水反応速度が水中の水素イオン濃度に強く依存しており、フェノールは主に解離による水素イオン供与源として反応に寄与することを明らかとした。
|