研究課題
若手研究(B)
研究代表者らは、独自に開発した低分子組換え抗体の調製時に、微量だが強力ながん細胞殺傷能を有する高分子量の分子種が含まれることを、近年明らかにした。本研究は、この構造体の詳細な解析と高効率な調製プロセスの開発を目的に進めた。各種手法を用いた精密解析の結果、高分子は比較的均一な四量体分子であることが明らかになり、またリンカー配列の改変や、大腸菌発現系の検討により、収量を向上させることにも成功した。
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