| 研究課題/領域番号 |
19760559
|
|---|
| 研究種目 |
若手研究(B)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
|
|---|
| 研究機関 | 独立行政法人農業技術研究機構 |
|---|
研究代表者 |
黒岩 崇 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所, 契約研究員 (60425551)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
| 配分額 *注記 |
3,460千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
|
|---|
| キーワード | バイオリアクター / 酵素反応 / バイオテクノロジー / ベシクル / マイクロバイオプロセス |
|---|
| 研究概要 |
効率的な無細胞タンパク質合成のためのバイオリアクター開発を目指して、脂質二分子膜からなる閉鎖小胞体であるベシクルを反応場とする新規なバイオリアクターシステムについて検討した。均一径エマルションを基材として細胞サイズのベシクルに効率よく酵素や反応成分を封入できるベシクル作製法"脂質被覆氷滴水和法"を開発し、従来法では効率的な内包化が困難であった親水性物質の内包効率を飛躍的に高めることができた。さらに、酵素を封入したベシクルを利用して、ベシクル内で選択的な生化学反応系を構築でき、さらにフローサイトメトリーを利用して多量のベシクル内で並列的に進行する反応を迅速に分析する手法を開発できた。以上の成果は、既存法では合成効率の低い種々のタンパク質の効率的な合成システムの実現に大いに寄与すると期待される。
|
