| 研究概要 |
円柱プラズマを用いた抵抗性壁モード不安定性および不整磁場の効果に関して,漸近接続法に基づく簡約モデルと非線形シミュレーションの両面から研究を行った.プラズマ流は波の周波数をDopplerシフトさせるため,有理面とAlfven共鳴面が分離する.プラズマ流が十分に速ければAlfven共鳴面に流れる電流が不整磁場の浸透を抑え,有理面での磁気島生成を抑えることを明らかにした.また,これらの研究を通じて浮き彫りとなった,漸近接続法が抱える困難について,新しい発想に基づいてそれら困難を取り除く接続解法を開発した.
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