研究課題/領域番号 |
19760611
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上原 章寛 京都大学, 原子炉実験所, 助教 (30402952)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,880千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2007年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 電解還元 / ウラン / 水和物溶融体 / 濃厚電解質 / 塩化カルシウム / 電気化学 / 再処理 / XAFS / イオン液体 |
研究概要 |
無機物でかつ常温で液体である「水和物溶融体」を用い、次のことを明らかにした。(1)ウランイオンはU(VI)からU(V))に電気化学的に還元されその後不均化反応によってU(VI)及びU(IV)を生成する。このとき、U(IV)はUO_2として電析する。(2)水和物溶融体中に溶存するウランイオンの錯体環境についてX線吸収微細構造(XAFS)を用いて調べた結果、希薄な溶液中で観察されているウランイオンの錯体環境と全く異なることを明にした。以上の知見は、濃厚電解質である水和物溶融体に溶存するイオンの錯体環境の理解に寄与するのみならず、より安全な媒体を用いた使用済燃料の再処理技術にも寄与するものと考えられる。
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