研究課題/領域番号 |
19770037
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理・分子
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
吉村 和也 中部大学, 応用生物学部, 講師 (90379561)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,670千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 植物 / 選択的スプライシング / SRタンパク質 / 転写後調節 / ストレス応答 / シロイヌナズナ |
研究概要 |
植物における環境ストレス応答性の選択的スプライシング制御機構を明らかにすることを目的として、シロイヌナズナにおけるストレス応答性SRタンパク質、atSR30およびatSR45aの機能解析を試みた。atSR30およびatSR45aの発現は強光に対して迅速に誘導された。また、それら自身の選択的スプライシング効率は強光により変化していた。酵母two-hybrid法およびBiFC法による解析の結果、atSR45aは5'および3'スプライス部位で機能するU1-70KおよびU2AF35bや、スプライソソーム形成後期に5'スプライス部位で機能するPRP38と相互作用することが明らかになった。これらのことから、atSR30およびatSR45aは強光を含めた環境ストレスに応答した選択的スプライシング効率の制御に深く関与することが示された。
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