研究課題
若手研究(B)
個体あたりの器官の「数」は動物の種類によって,そして器官の種類によって異なる.器官の数の進化の背景となる要因・機構に関して,昆虫類の雌雄生殖器・交尾器の形態を材料に,事例集約と実験観察をおこなった.特に詳細なデータが収集できた射精口の数の進化に関しては,少なくとも昆虫の7目において進化的変化が生じていることが記録され,分岐・退化・左右融合というこれまでに知られていた機構のほか,機能自体が近接する器官間で転移する現象が発見された.
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (7件)
Zoomorphology (in press)
Biological Journal of the Linnean Society (in press)
Insectes Sociaux 55(1)
ページ: 51-53
Insectes Sociaux 55(印刷中)
Journal of Theoretical Biology 251(印刷中)
Biology Letters 3
ページ: 401-404