研究課題
若手研究(B)
ウェルナー症候群は,若い年齢で老化が急速に進行する早老症の病気のひとつである。本研究ではその原因タンパク質 WRNヘリカーゼの結晶を作成し,大型放射光施設 SPring-8を使ったX線構造解析の研究を進めた。この結果,WRN RQC(RecQ C-terminal)ドメインとDNAの複合体構造を初めて決定することに成功した。WRNは尖ったヘアピン構造を“DNA巻き戻しナイフ"としてヘリカーゼ反応に用いている新事実などが明らかとなった。
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