SUMO化依存的なクロマチン構造変換機構の解析

• 研究課題/領域番号: 19770155
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 分子生物学
• 研究機関: 独立行政法人情報通信研究機構 (2008); 基礎生物学研究所 (2007)
• 研究代表者: 小川 英知 情報通信研究機構, 未来ICT研究センター・バイオICT研究グループ, 専攻研究員 (20370132)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,880千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 480千円); 2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
• キーワード: 転写因子 / 核内レセプター / クロマチン / SUMO化修飾 / 転写制御 / 核内構造

研究概要

膨大な情報量をもち、クロマチンと呼ばれる構造を持つゲノムから正確に情報を取り出すのが転写制御システムである。この機構には適切なゲノム領域から情報を読みとるためのクロマチン構造の変換が必須である。我々はこの構造変換を行う因子を同定し、この因子クロマチン構造変換の機構について解析を行った。本成果はゲノム上で行われる多くの細胞内の生命現象を明らかにする為の重要な知見となると考えられる。

研究成果

• [雑誌論文] Generation of Rat Monoclonal Antibodies Specific for Ad4BPSF-1 (2009)
  • 著者名/発表者名: Yokoyama C, Komatsu T, Ogawa H, Morohashi K, AzumTachibana T.Yokoyama C, Komatsu T, O Morohashi K, Azuma A, and Tachibana T.
  • 雑誌名: Hybridoma ページ: 113-119
  • 査読あり
• [雑誌論文] Generation of Rat Monoclonal Antibodies Specific for Ad4BP/SF-1. (2009)
  • 著者名/発表者名: Yokoyama, C.
  • 雑誌名: Hybridoma 28 ページ: 113-119
  • 査読あり
• [雑誌論文] Mechanism of asymmetric ovarian development in chick embryos (2008)
  • 著者名/発表者名: Ishimaru Y, Komatsu T, Kasahara M, Katoh-Fukui Y, Ogawa H, Toyama Y, Maekawa M, Toshimori K, Chandraratna R. AS, Morohashi K, and Yoshioka H
  • 雑誌名: Development 135(4) ページ: 677-85
  • 査読あり
• [雑誌論文] Mechanism of asymmetric ovarian development in chick embryos (2008)
  • 著者名/発表者名: Ishimaru, Y.
  • 雑誌名: Development 135・4 ページ: 677-685
  • 査読あり
• [雑誌論文] Mechanism of asymmetric ovarian development in chick embryos. (2008)
  • 著者名/発表者名: Ishimaru Y, Ogawa H, et. al.
  • 雑誌名: Development 135(4) ページ: 677-685
  • 査読あり
• [学会発表] HMG box型転写因子SOX9の新規制御機能の解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小川英知他1名
  • 学会等名: 遺伝情報DECODE・冬のワークショップ(転写研究会共催)
  • 発表場所: 湯沢グランドホテル、新潟県
  • 年月日: 2009-01-20
• [学会発表] 転写因子Sox9に結合する因子の精製と機能解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 土屋惠他3名
  • 学会等名: 第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会合同大会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド・兵庫県
  • 年月日: 2008-12-11
• [学会発表] クロマチン構造変換を介したSUMO化依存的な転写制御システムの解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小川英知他2名
  • 学会等名: 第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会合同大会
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド、兵庫県
  • 年月日: 2008-12-09
• [学会発表] クロマチン構造変換を介したSUMO化依存的な転写制御システムの解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小川英知
  • 学会等名: 第31回日本分子生物学会年会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2008-12-09
• [学会発表] Purification analysisf a factor interacting Ad4BP/SF-1 (2008)
  • 著者名/発表者名: Ogawa H他2名
  • 学会等名: The 21st NAITO CONFFERENCE on Nuclear Dynamics and RNA[I]
  • 発表場所: Yamanashi, Japan
  • 年月日: 2008-06-25
• [学会発表] Purification and analysis of a factor interacting with Sumoylated Ad4BP/SF-1 (2008)
  • 著者名/発表者名: Ogawa H他2名
  • 学会等名: Keystone Symposia, Nuclear Receptors : Orphan Brothers (Z1)
  • 発表場所: Whistler, British Columbia CANADA
  • 年月日: 2008-04-01
• [学会発表] SUMO化依存的なクロマチン構造変換介した転写制御システムの解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 小川英知他2名
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会・第80回日本生化学会大会合同大会
  • 発表場所: パシフィコ横浜、横浜グランドインターコンチネンタルホテル、神奈川県
  • 年月日: 2007-12-14
• [学会発表] SUMO化依存的なクロマチン構造変換を介した転写制御システムの解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 小川英知、小松朋子、諸橋憲一郎
  • 学会等名: 日本分子生物学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2007-12-14