研究課題/領域番号 |
19770187
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
森口 尚 東北大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (10447253)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,790千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | GATA1 / トランスジェニックマウス / BAC / 赤血球 / 白血病 / GATA-1ノックダウンマウス / ChIP on Chip解析 / エストロゲン受容体合型GATA-1 / GATA-1BAC / レトロウイルスベクター / 転写因子複合体 / エストロゲン受容体融合型GATA-1 |
研究概要 |
2年間の研究により以下のことを明らかにした。 1. マウスGata1遺伝子を含む196 kbの大腸菌人工染色体(BAC)にGFPを挿入した構築を用いて作成したトランスジェニックマウス(GATA1-BAC-GFPマウス)では、GFPレポーター遺伝子の発現パターンが内在性GATA1の発現パターンを忠実に再現することが明らかになった。 2. GATA1-BAC-GFPマウスでのGFP蛍光と血液細胞表面マーカーの組み合わせにより、赤血球系前駆細胞を分化段階ごとに分離する方法を確立した。 3. GATA-1ノックダウンマウス白血病細胞に由来する細胞株を用いて、Chip on ChIP解析により多くのGATA-1標的遺伝子を見いだした。 4. GATA1-BAC-GFPマウスを用いた解析から、GATA-1遺伝子の制御領域であるG1HEおよびdouble GATA領域の機能を明らかにした。 5. ヒトGATA-1BAC トランスジェニックマウスを作成し、GATA-1変異マウスの胎児致死性をレスキューすることに成功した。
|