研究課題/領域番号 |
19770206
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
安彦 行人 国立医薬品食品衛生研究所, 毒性部, 主任研究官 (40370944)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,750千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 遺伝子発現調節 / 体節形成 / 転写因子 / シグナル伝達 / マウス / 形態形成 / 遺伝子発現制御 / 遺伝子ターゲティング |
研究概要 |
体節形成遺伝子Mesp2 およびその上流の因子に関する機能解析を行った。Mesp2 発現制御領域のTbx6 結合サイトに変異を加えたエンハンサーノックアウトマウスを作製し、当該Tbx6 結合サイトの変異によりMesp2 遺伝子が完全に発現及び機能を喪失することを確認した。また、良好な抗Tbx6 抗体の作製に成功し、Tbx6 はTbx6 発現領域全域にわたってMesp2 発現制御領域に結合していること、従ってMesp2 の発現を前方傍軸中胚葉に限局させている他の因子が存在することを示唆する結果を得た。さらに、メダカにおけるMesp2 類似遺伝子であるmespb の発現制御領域をMesp2 上流にノックインしたマウスを作製し、体節形成が完全に正常に行われること、すなわちMesp 遺伝子発現制御機構が進化的に高度に保存されていることを明らかにした。これらの結果は原著論文としてDevelopment 誌に発表した。
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