研究課題
若手研究(B)
地球温暖化が引き起こす落葉果樹の休眠打破の不良や不時開花などの問題解決を目的に「樹体ジョイント仕立て」を応用し,休眠打破剤による休眠芽への影響が養水分の通導が行われると思われる接ぎ木された隣接樹の芽の休眠に及ぼす影響について調査を行った。その結果,休眠打破剤の処理を行った樹から連結された樹への,ジョイント部を通した刺激の伝達が認められたため,落葉果樹の芽の休眠打破に関して,休眠芽の外部の器官も影響を与えていると考えられた。