研究課題
若手研究(B)
本研究は、魚卵中の卵黄についての研究であり、特に卵黄の素となる血液中の前駆体(ビテロジェニンと超低密度リポ蛋白質)が、どの様に卵へ取り込まれるかを調べた。スズキ類とボラ類の魚を使いこれらの蛋白質や遺伝子を解析した結果、まずビテロジェニンには3種類のサブタイプがあることが明らかとなった。また各種ビテロジェニンと超低密度リポ蛋白質は、それぞれ異なる受容体と結合してから卵の中に取り込まれる可能性が初めて示された。
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