研究課題
若手研究(B)
グレリンは胃で産生される新規のペプチドホルモンであるが,我々は腎臓にもグレリンが発現することを近年報告した.本研究では,2型糖尿病モデルであるKK-Ay/TaJclマウスを使用して,腎臓における機能的意義を検索した.その結果,顕著な糖尿病性腎症を併発にも関わらず,グレリンの腎臓内発現は安定しているおり,さらにグレリンの投与によりその進行に抑制傾向が見られることが明らかになった.この結果から,グレリンは腎機能の保護に有益であることが示唆された.
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