ケモカイン受容体CCR2の細胞内シグナル伝達因子FROUNTの構造生物学的研究

• 研究課題/領域番号: 19790064
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 生物系薬学
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 吉永 壮佐 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 助教 (00448515)
• 研究協力者: 寺島 裕也 東京大学, 大学院・医学系研究科, 客員研究員 ; 寺沢 宏明 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (10300956)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,810千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 510千円); 2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2007年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
• キーワード: ケモカイン受容体 / 炎症性免疫疾患 / 構造生物学 / 創薬 / NMR

研究概要

ケモカイン受容体CCR2に結合し,シグナル伝達を制御する新規の細胞内因子FROUNTについて,構造生物学的研究を行なった。FROUNTのCCR2結合ドメインFNT-C,および,CCR2のFROUNT結合領域を同定し,大量発現・精製系を確立した。溶液NMR解析により,相互作用部位を双方側において特定した。また,相互作用をブロックする化合物を複数見出した。これらは,慢性炎症性免疫疾患治療薬の創出に向け、不可欠な知見・材料である。

研究成果

• [学会発表] 白血球走化性因子FROUNTの構造生物学的研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 薗田晃弘
  • 学会等名: 日本薬学会第129年会
  • 発表場所: 国立京都国際会館(京都)
  • 年月日: 2009-03-26
• [学会発表] 白血球走化性因子FROUNTの構造生物学的研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 薗田晃弘
  • 学会等名: 日本薬学会第129年会
  • 発表場所: 国立京都国際会館, 京都
  • 年月日: 2009-03-26
• [学会発表] 白血球遊走制御タンパク質FROUNTの構造生物学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 江崎芳
  • 学会等名: BMB2008(第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会)
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド(神戸)
  • 年月日: 2008-12-12
• [学会発表] 白血球遊走制御タンパク質FROUNTの構造生物学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 江崎芳
  • 学会等名: BMB2008 (第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会)
  • 発表場所: 神戸ポートアイランド,神戸
  • 年月日: 2008-12-12
• [学会発表] Structural analyses of the binding interface in CCR2b-FROUNT complex, mediators of Leukocytes chemotaxis (2008)
  • 著者名/発表者名: Honda, M.
  • 学会等名: The 6th Kumamoto University Forum
  • 発表場所: Institut Teknologi Sepuluh Nopember(Surabaya, Indonesia)
  • 年月日: 2008-11-05
• [学会発表] Structural analyses of the binding interface in CCR2b-FROUNT complex, mediators of Leukocytes chemotaxis (2008)
  • 著者名/発表者名: Honda, M.
  • 学会等名: The 6^<th> Kumamoto University Forum
  • 発表場所: ITS, Surabaya, Indonesia
  • 年月日: 2008-11-05
• [学会発表] 炎症性疾患治療薬ターゲットタンパク質FROUNTの構造生物学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 江崎芳
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル(熊本)
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] ケモカイン受容体CCR2bの細胞内結合蛋白質FROUNTに関する構造生物学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 薗田晃弘
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル(熊本)
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] NMR法を用いたCCR2bにおけるFROUNT結合領域の解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 本多美由紀
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル(熊本)
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] 構造生物学に基づくCCR2bと細胞内結合蛋白質FROUNTとの相互作用解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 長野良平
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル(熊本)
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] 炎症性疾患治療薬ターゲットタンパク質FROUNTの構造生物学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 江崎芳
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル, 熊本
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] ケモカイン受容体CCR2bの細胞内結合蛋白質FROUNTに関する構造生物学的研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 薗田晃弘
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル, 熊本
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] NMR法を用いたCCR2bにおけるFROUNT結合領域の解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 本多美由紀
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル, 熊本
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] 構造生物学に基づくCCR2bと細胞内結合蛋白質FROUNTとの相互作用解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 長野良平
  • 学会等名: 第32回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: 阿蘇リゾートグランヴィリオホテル, 熊本
  • 年月日: 2008-09-11
• [学会発表] GPCRの細胞内結合蛋白質に関する構造生物学的研究 (2007)
  • 著者名/発表者名: 薗田晃弘
  • 学会等名: 第31回蛋白質と酵素の構造と機能に関する九州シンポジウム
  • 発表場所: ゆふいん七色の風(大分)
  • 年月日: 2007-09-20
• [図書] 生物物理学ハンドブック(分担:溶液のNMR) (2007)
  • 著者名/発表者名: 吉永壮佐
  • 出版者: 朝倉書店
• [図書] 生物物理学ハンドブック(分担: 溶液のNMR) (2007)
  • 著者名/発表者名: 吉永 壮佐, ら
  • 出版者: 朝倉書店