研究課題/領域番号 |
19790067
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
黒羽子 孝太 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (90333525)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,720千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 免疫学 / 薬物送達学 / ワクチン / 薬学 / 感染症 / ベロ毒素 |
研究概要 |
腸管出血性大腸菌O157:H7由来のベロ毒素の糖鎖認識サブユニット(Stx1B)は、抗原提示細胞の主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスIIに抗原由来ペプチドが提示されにくいために免疫原性が低いと考えられている。これを改善するためにStx1Bと、MHCクラスIIに提示されるOVAペプチドを共存させたリポソームを作製しマウスに対して経粘膜免疫を行いその効果を検討した。リポソームワクチンの経鼻免疫により、OVAペプチド内封リポソームは粘膜での分泌型IgAの産生を誘導した。またペプチドを内封せずに表面にStx1Bを結合させたリポソームワクチンでも分泌型IgA産生が誘導された。さらに、Stx1Bをリポソームに内封することで免疫原性を高めることが可能であった。MHCクラスIIに提示されるOVA由来のペプチドを内封してStx1Bを表面に修飾したリポソームに改良を加えることで、効果的なリポソームワクチンの開発が期待される。
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