研究課題
若手研究(B)
ハブは、沖縄本島や奄美大島などに棲息する毒蛇である。新規に見出したセリンプロテアーゼインヒビターは、2つのKunitzドメインと膜貫通ドメインを有しており、ビクニン、外因系凝固インヒビター(TFPI)などと40〜80%程の相同性を有していた。切断された細胞外ドメインが抗凝固に関わる可能性が高いことから、酵母及びバキュロウイルス発現系で組換えタンパク質を作製し、その生理活性を解析した。その結果、新規インヒビター分子は、トリプシン阻害能を有しており、内因系血液凝固を遅延することを明らかにした。
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Microbiol. Immunol 53
ページ: 1-7
10026403871