研究課題/領域番号 |
19790133
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
神山 紀子 昭和大学, 薬学部・臨床薬学教室, 助教 (00315102)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 臨床薬理学 / 薬物動態学 / 眼球運動解析 / 抗ヒスタミン薬 / 薬剤反応性 / トランスポーター / 薬物動態 / 血液脳関門 / 精神薬理学 / 薬理遺伝学 / ファーマコゲノミックス / 遺伝子多型 |
研究概要 |
抗ヒスタミン薬による眠気などの鎮静作用発現を高感度、客観的かつ定量的に評価する方法を確立でき、血中濃度との関連性を検討することができた。鎮静作用の客観的評価としては、断続的眼球運動最大速度 (SPV: degree/sec)を用いた。(1)健康成人男性 6 名の参加により、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩の用量反応性試験を行ったところ、SPVの低下の程度と血中濃度との間に相関性が認められた。(2)d-クロルフェニラミンマレイン酸塩とエバスチンを試験薬剤とし、健康成人10名により行った。エバスチン服用後の主観的評価は服用前に比べ変化が見られなかったが、SPVは服用前に比べ低下した。自覚されない鎮静作用をSPVの低下として検出できたと考えられる。また、エバスチンではSPVの低下の程度と血中濃度との間に相関性が認められなかった。
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