研究課題/領域番号 |
19790148
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
星野 光伸 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (60431962)
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研究協力者 |
寺田 純雄 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (00262022)
川岸 将彦 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 助教 (60323606)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,650千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 神経系 / Ras / 低分子量GTP結合タンパク質 / Rig / 膜輸送 / 細胞微細形態学 / 神経細胞生物学 / 膜輪送 |
研究概要 |
本研究課題は、脳をはじめとする神経系に顕著に発現しているが、その機能は未知であるRas類似低分子量GTP結合タンパク質Rigを扱うもので、神経細胞に於いてRigがどのような生理機能を担っているのかを探索することを目的とする。本研究では、Rigを培養細胞内に発現させると粒状のRig陽性構造物が免疫染色により検出され、その局在は細胞内に取り込ませたトランスフェリンと一致した。つまり、Rigがリサイクリング系の膜輸送に関与する分子であることが示唆された。又、海馬神経初代培養細胞を用いた実験から、Rigは神経細胞の形態変化に関与している実験結果を得た。Rigの変異体を発現させると神経細胞の突起や極性分化に異常を来すことも見出した。これらの研究成果から、Rigが膜輸送や神経突起の形態形成、分化、そして極性決定の局面で重要な機能を担っていることが明らかになった。
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