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脳血管路形成に関する極性と方向の制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19790155
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 解剖学一般(含組織学・発生学)
研究機関岩手医科大学

研究代表者

谷藤 吾朗  岩手医科大学, 医学部, ポストドクター (70438480)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,630千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード脳血管形成 / ゼブラフィッシュ
研究概要

これまで初期血管路形成は先に網目が形成され、その後血流により主要血管が取捨選択されていくと考えられていたが、近年では主要血管路は遺伝的なプログラミングにより規定されていることが明らかにされ、さらにその中で体幹と脳血管では血管路形成のメカニズムが異なるにとが示唆された。しかしながら脳血管路形成に関するガイダンス因子は具体的に明らかにされていない。そこで本研究課題では最新の技術であるゼブラフィッシュを用いた遺伝子トラップ法により、脳血管路形成における極性と方向のガイダンス因子を探索することにした。
平成19年は主に遺伝子トラップ法によって脳血管路に蛍光を発するトランスジェニックの取得を試み、本研究室内と国立遺伝学研究所との共同研究により受精後30時間程度から血管系に蛍光を発するトランスジェニックの取得に成功した。平成20年度は、取得したトランスジェニックのどのゲノム領域に蛍光タンパク遺伝子が挿入されたか特定した。databaseを用いたin silico解析によって近隣領域の遺伝子を探索しトラップした遺伝子の候補を絞り込んだ。これらの候補遺伝子群をクローニングし、in situハイブリダイゼーションによる解析を行つたところ、哺乳類のアンギオテンシン・レセプターtype2と相同な遺伝子をトラップしていたことが明らかとなり、発生初期において同遺伝子が脈管形成に関与している可能性が示唆された。

報告書

(2件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] ゼブラフィッシュの初期発生における密着結合構成膜蛋白質Claudin11,19の発現特性2008

    • 著者名/発表者名
      谷藤吾朗
    • 学会等名
      第113回日本解剖学会総会
    • 発表場所
      大分県由布市
    • 年月日
      2008-03-28
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [学会発表] 二光子顕微鏡を用いたライブイメージング法による血管系形成過程の解析2008

    • 著者名/発表者名
      木村英二
    • 学会等名
      41st Annual Meeting for the Japanese Society of Developmental Biologists
    • 発表場所
      徳島
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] Live-imaging of the hematopoiesis in the zebrafish : the emergence of the blood cells around dorsal aorta2008

    • 著者名/発表者名
      Eiji Kimura
    • 学会等名
      8th International Meeting on Zebrafish Development and Genetics
    • 発表場所
      Madison, USA
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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