研究課題
若手研究(B)
毛細血管拡張性運動失調症(ataxia-telangiectasia : AT)の遺伝子治療を目指して、原因遺伝子であるATM 遺伝子ゲノム領域を染色体工学技術を用いてHACベクター上にクローニングすることに成功した(ATM-HACベクターとよぶ)。このATM-HACベクターを保持するAT患者由来の細胞株において、ATM遺伝子の発現は修復され、非常に安定に維持され、放射線感受性が回復していることが示された。以上のことより、本研究で作製したATM-HACベクターはAT の遺伝子治療に利用できることが示された。
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