研究課題
若手研究(B)
卵巣癌,乳癌,膀胱癌の組織検体を使って研究を遂行した.卵巣癌,乳癌ではCD8 陽性の細胞障害性T 細胞が存在すると予後が良好であった.HLA class I の発現や制御性T 細胞の浸潤はCD8 陽性T 細胞の浸潤と相関するが,それぞれの因子単独では予後と相関していなかった.何らかの抗原が発現していること,HLA class I が発現していること,抗原を記憶した細胞障害性T 細胞が浸潤していることの3 条件がそろっている群でのみ免疫反応の存在が予後を延長するものと考えられた.
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International Journal of Cancer 123
ページ: 2362-2369
Cancer Immunology Immunotherapy 57
ページ: 1429-1437
Cancer Research 68
ページ: 5948-5954
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