研究課題
若手研究(B)
甲状腺癌やヒルシュスプルング病の原因遺伝子であるRETは臓器の正常な発生にも不可欠である。我々は遺伝子組換えマウスを用いた研究の結果、RETタンパクの中のあるアミノ酸が精子のもととなる幹細胞の増殖や分化の制御に重要であることを示した。また腎臓の発生においてはSprouty2という遺伝子がRETの働きに関与するが、腸管神経の発生においてはRETの影響はSprouty2より強いかもしれないということがわかり、ヒルシュスプルング病のような腸管神経の発生異常を呈する疾患の基礎データを示すことができた。
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Genes Cells Apr;13(4)
ページ: 365-374
Genes Cells Apr ; 13(4)
Genes to Cells (in press)
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/patho2/