研究課題
若手研究(B)
我々は胃酸によりポリオウイルス(PV)が失活することを見出したため、胃酸の影響を受けずに直接小腸へウイルスを導入できる腸溶性カプセルを用いた経口投与法を確立した。カニクイザルにPV 液含有腸溶性カプセルを経口投与したところ、小腸からの感染は成立することが示唆された。サル小腸へ効率的にPV を導入したにも関わらず、ヒトと比較して圧倒的に感染効率が低いことから、自然免疫の種差により扁桃や小腸組織内でのPV 増殖効率が変化するためである可能性が考えられる。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (13件)
Journal of Virology. 83
ページ: 4995-5004
Journal of Virology (In press)(印刷中)(掲載確定)
ゲノム医学 8
ページ: 199-203
Journal of Virology. 81
ページ: 7902-7912
臨床とウイルス 35
ページ: 137-145
10019738390
Journal of Virology 81